コレクション: NOKO

STORY

当たり前だったことも、時代の流れとともに変化していく

貴族から武士の時代へと移り変わっていった室町時代に、"新しい"住宅様式として"書院造"が登場しました。

現代の和室や和風住宅にも多くの要素が受け継がれている"書院造"には、重要な構成要素として、床の間、違い棚、付書院、帳台構といったものがあります。
これらの要素は、それまでスタンダードだった豪華絢爛な寝殿造から、情勢や暮らしの変化に合わせ、より実用的なものへとアップデートされたものばかりです。他にも雨戸、縁側、玄関といった今でも馴染み深い要素も書院造が発祥となっています。

そんな書院造の"違い棚"という要素から着想を得た"NOKO"は、時代に合わせて変化してきた用途やデザインを"現代の暮らし"に落とし込むことで、日本の伝統的な文化を感じ、伝えていくことができる"インテリア"として誕生しました。